S.T.さん2021年入社(中途入社)|研究開発第1部 生産開発本部
前職では、飲料メーカーにて研究開発職に従事。より自身にあった環境の職場を探していた中で、日本ペットフードと出会う。手広く研究開発業務を行える点や働き方の自由度などに魅力を感じ、入社を決意。マイブームは、釣りやキャンプなどのアウトドア。大の動物好きでもあり、家にいる時は愛猫と戯れることが日課。
学生の頃から食品開発の仕事に興味があり、前職では飲料メーカーの研究開発職に従事していました。良くも悪くも規模が大きい会社だったため、業務の多くが分業制になっており、自身の携われる領域が限られていたことから、もっと手広く研究開発に携われる環境で働きたいと考えるようになったんです。
そんな時に出会ったのが、日本ペットフードでした。これまでの人生の中でペットフードに関する勉強や業務を行ったことは一切なかったため、不安に感じるところもありましたが、入社後には、動物たちの生態、食性、法律などを、基礎の基礎から勉強させてもらえる約1年間の研修期間が用意されており、上司や先輩方のサポートも手厚く、安心してスタートを切ることができました。また、裁量労働制で働き方の自由度が高いことや、いい意味で上下関係の壁がなく、風通しの良さを感じられることも、前職の時にはなかった魅力ですね。
入社から現在に至るまで、自社工場で製造されるドライペットフードの設計開発業務に携わっています。研究開発業務の流れとしては、起案に沿った原料や手段の選定からスタートし、工場での製造適正は問題ないか、栄養設計は基準を満たしているか、ターゲット商品と比べて犬・猫の嗜好性はどうかなどの検証を重ねていきます。大枠が定まってくると、次は原材料表示や基準書などの書類整備を進行。複数の業務を同時にこなす必要があるため、常にゴールを定めて、逆算しながら計画的に取り組むことを意識しています。
特に印象に残っているのは、初めてメインで設計開発を担当したアイテムが無事製品化された時のことです。前職の食品開発とは異なる部分も数多くありましたが、上司や周囲の先輩方に丁寧にサポートしていただけたこと、そして何といっても、自分たちの手で製品化したペットフードが実際の店舗の棚に並んでいるのを見ることができた時には、これ以上ない喜びを感じられましたね。
当社の研究開発では、アイテム毎に担当がつき、製品化に至るまでの一連の流れに携わります。その分、製品開発のノウハウを幅広く学べる点は、大きな魅力と言えるのではないでしょうか。私自身、ペットフード業界での経験はまだまだ浅いので、より知識や実務経験を重ねながら、周囲の方々と切磋琢磨していきたいと考えています。ゆくゆくは、1つの分野のみに特化することなく、ペットフード全体として、満遍なく業務をこなせるよう経験を積んでいきたいです。
改めて思うのは、大好きな動物やペットのために、フードの設計開発を自らの手で行えるというのは、まさにこの仕事ならではのやりがいということ。学ぶことは数多くありますが、「動物たち、ペットたちのために何かをしたい」という方であれば、きっと楽しみながら日々の仕事に取り組めるはずですよ。
まずは社内外から届くメールのチェックを行っています。
パッケージの原材料表示や、商品を製造する上での基準書など、各種書類の作成を進めます。
社内から届く新商品の起案に対し、実際に製造は可能か、より魅力的な代案はないかなどを検討していきます。
お昼ご飯は、事務所でお弁当を食べたり、近場にある飲食店に行ったりしています。
進捗の報告や、業務改善案の検討などを行います。
実際に成分を混ぜてみたり、動物スタッフの嗜好チェックを行なったりと、新商品の製造に向けた小ロットでの試作を行います。
裁量労働制で、自身の裁量で働くスケジュールを決めやすい点も、働きやすさのポイントです。